『金首露(キムスロ)』 1話~17話 [韓流]

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”鉄を持つ者が世界を征す”

歴史に埋もれた幻の王国=伽耶(カヤ)
海外交易に優れた鉄器文化で西城まで進出し繁栄を築いた謎多き国。
東アジア史の“ミッシング・ピース(失われた欠片)”と言われているそうです。

本作品は、
朝鮮半島の一角で連合国家を形成し、建国した王=金首露(キム・スロ)の一代記を描いた歴史大作です。
韓国国民の3分の1がの伽倻(カヤ)子孫といわれながら、資料が乏しく、いまだに謎の多い国と言われているそうです。

伽耶(カヤ)と聞いて思い出すのが

韓国ドラマ『善徳女王』でトンマン(善徳女王)の右腕として働いたキム・ユシン。
伽耶系のキム・ユシン一族は、当時権力から疎外された階層に属していました。しかしトンマン(善徳女王)との出会いでメキメキ頭角をあらわし中央政界に進出。のちに三国統一に大きく貢献するなど知略と治略に優れた人物だったとか。(この話しは韓国人にとっては常識なのだそうです。)
ドラマ『善徳女王』ではトンマン(善徳女王)に仕える人物として紹介されていますが、実際は金春秋(キム・チュンチュ)との関係が深かったようです。
朝鮮半島で大きな力を誇った新羅(シルラ)において、キム・ユシンは重要な役割を果たした人物なんですね~

金首露(キム・スロ)は、そんな偉大な将軍キム・ユシンのルーツ”伽耶(カヤ)”という国を建国した人。


そう考えると親しみがわくでしょ? (笑)

チソン と コ・ジュオン 出演の時代劇は久しぶりなので超楽しみで~す!



18話~32話はコチラ


by JC


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『金首露(キムスロ)』

全32部作(予定)

●KNTVにて2010年9月15日放送スタート!

放送日 :毎週(水・木)後10:05
再放送 :毎週(月・火)後0:45分
出演 :チソン、ぺ・ジョンオク 、ユ・オソン、コ・ジュオン
提供元 :MBC
韓国放日  :2010年5月29日〜



●BSフジにて放送スタート!

放送日   :毎週火曜日 19:00~19:55 【再放送】毎週木曜日 10:00~10:55
       :10月19日(火)放送スタート!!




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 ネタバレあり



周利善膀日九支刀栄耀  ~ 周利善の予言 ~

(周利善の船が着く日、9つの国が輝くだろう)


1話:漢を復興した後漢の光武帝は、新に力を貸した祭天金人の集落を襲撃した。
祭天金人の首長夫人(正見妃)は、ユチョンに追われ狗耶国へ向かう奴隷船の中で祭天金人の首長キム・ユンとの間にできた子、首露(スロ)を産む。

 一方、弁韓12小国のうちの1つ狗耶国では刀鍛冶長チョバン夫人が子を産むが死産する。妻の三度の死産で絶望していた刀鍛冶長だったが、乗っていた奴隷船が難破し正見妃と離れ離れになったスロを発見。チョバンの実の息子として育てることに。

スロとはぐれた正見妃は祭司長のイブガに助けられる。天の啓示(北斗七星を持って生まれた子が周利善の船を率いてくる。9人の部族長は産婦を迎え入れよ)の通り祭司長は正見妃を妻として迎え入れ息子(イジナシ)を授かる。

王がおらず部族間の闘争が激しい狗耶国では、民衆の信頼が厚い祭司長と王を夢見る部族長らが対立、新たな緊張感が生まれる。


*1話はストーリーの説明になってしまいました。2話からはあらすじというより私が思ったことを書いてみたいと思います。

2話:13年後、鍛冶長の息子として成長したスロと祭司長の息子として成長したイジナシ。二人とも製鉄所の下働きとして経験を積む。狗耶国では身分に関係なく平等に労働する社会だったみたい。でも反面奇妙な風習っていうの?も残っていて神鬼村長の死により行われた”地上待従”(生前に仕えた者は生贄として主とともに死ぬ)という儀式には驚いた。生贄だよ~生贄。そうなると自分が仕える主人の年齢とかも重要になってくる。年寄りぢゃぁ~確率的にヤバイ(苦笑)。後半出てくる新羅の行首も気になる存在です。
3話:”地上待従”の慣習に納得のいかないスロは死んだ神鬼村長に仕えていたヨイを連れて逃げる。そして逃走の手助けをしてくれたのが新羅の行首(昔脱解)。神鬼村長の息子(神鬼干)とは利害関係があるハズなのにどうしたのかな?
4話:逃げるも神鬼干に捕まるスロとヨイ。ヨイは慣習通り死者の生贄として撲殺される。神鬼干はスロを自由にする見返りとして”鉄釜工本”を要求。鉄の輸出で莫大な利益を得てるこの国において工本の流出は製鉄技術を他国へ教えるようなもの。息子の命と国家機密~悩む鍛冶長だが結局工本を神鬼干に渡してしまう。”世を変えたければ力をつけろ! ! 強い人だけが世を動かせる by 昔脱解(ソクタレ)
5話:ただ者ではない祭司長夫人(正見妃)。過ちは自分の子供でも許しません。ある意味公正で立派!鍛冶長は祭司長へスロの出生の秘密を告白。神が祭司長夫人(正見妃)にスロとイジナシを産ませた意味は?天の啓示に出てきた”北斗七星を持って生まれた子”はスロ?イジナシ?悩む祭司長、結局夫人に真実を言えず・・・。
どうしても製鉄所を神鬼村に作りたい村長の神鬼干。代々鍛冶長に伝わる工本には一番大切なこと”窯の風穴と床”の秘密は書いていない。一番大切なことは書かずに感覚(体)で覚えろ by鍛冶長。う~ん深い。
6話:神鬼干の仕業?鍛冶長が・・・(泣).結局、最悪の場面で自分の出生の秘密の一部分を知ったスロ。実の母 祭司長夫人(正見妃)にも誤解され鍛冶長から教わった技術を隠し製鉄所を去る。お互いに親子とは知らないとはいえ、必要以上にスロに冷たい祭司長夫人(正見妃)の態度は怖い。祭司長以上の権力欲で狗耶国をまとめて息子(イジナシ)を王にしたい。気持ちはわかるけどねぇ~女がでしゃばるとイイことないのよ~
7話:スロが大人に~いよッ待ってました!! 製鉄所を離れのんきに暮らすスロ。狗耶国では祭司長派と神鬼干派に別れ相変わらず部落長同士の対立がお盛ん。こういう状況でも部族間のバランスが取れているのは”鉄器”の輸出で経済的に恵まれているからなんだろうなぁ~鍛冶長(チョバン)亡き後、イルソが鍛冶長に。ますます高まる祭司長夫人(正見妃)の権力欲。そのせいで部落間のバランスが崩れてしまう。何でもやりすぎなんだよねぇ~鍛冶長(チョバン)からの教え”腐らず、曲がらず、折れない剣を作る” スロは覚えているんだろうか?
8話:スロを神鬼干の手下に仕立てたい祭司長夫人(正見妃)。どんだけスロのことが煩わしいんだか。昔脱解(ソクタレ)と斯慮国のスパイとインドの商人?敵か味方かわからないような人達がスロにどんどん近づいてくる。
予言(北斗七星を持って生まれた子が周利善の船を率いてくる。9人の部族長は産婦を迎え入れよ)の意味をイジナシのことだと勘違いする祭司長夫人(正見妃)。哀れ~知らないのはアナタだけですからッ。
9話:弁韓12小国の中の1つ狗耶国で狗耶国一の剣を選ぶ競工が開催さることになった。競工とは武術と剣の強度を同時に競うような大会で、これに勝利すると治匠となり鍛冶長候補になれる?イジナシには昔脱解(ソクタレ)より特別な材料(万年参鉄)が渡される。ズル~イ。スロと細作(スパイ)の子のキス、ロマンチックだったなぁ~
10話:競工が開催されスロも参加。おみごと!イジナシの万年参鉄で作った剣を折り居首に!祭司長が製鉄所に戻ってくるよう勧めてくれたのにまたもや祭司長夫人(正見妃)が猛反対。イジナシかわいさにスロを徹底排除する祭司長夫人(正見妃)がなんとも恐ろしい。スロもアンタの息子なんですけどぉ~(笑)秘密を暴露させるため天命館の女官をさらってきた昔脱解(ソクタレ)。天の啓示の”北斗七星を持って生まれた子”が誰かを知り愕然とする。何かの間違い??と言った神鬼干たちの表情が笑えました。どうしてスロ!? みたいな(笑)そしてこれまた安易にスロに刺客を送った神鬼干の単純なこと(笑)
11話:幼い頃から特異だったスロ。ヘルバンの民衆を統率する能力と折れない剣を作る技術。スロかイジナシか迷っていた天君もスロを認めざるをえない状況になってきた。アヒョのスロへの態度に疑惑を深めるヨン班首と昔脱解(ソクタレ)。アヒョへ命じたスロの暗殺も失敗に終わる。アヒョとヨン班首と昔脱解(ソクタレ)は結局この国をどうしたいのかな?製鉄技術を盗みたいの?それとも狗耶国を乗っ取りたいの?斯盧国(新羅)の間者として何がしたいのかが見えないし弱い。祭司長(天君)の失踪・・・。
12話:天君に関係のある者を次々と排除する神鬼干。製鉄所も掌握し王のように振舞う。軟禁状態だった祭司長夫人(正見妃)とイジナシはスロの手助けで逃亡に成功する。一方スロは兄のように慕っていた昔脱解(ソクタレ)により勒島(マクド)の奴隷市場へ奴隷として売られてしまう。
13話:勒島(マクド)での過酷な奴隷生活に耐え切れず脱走をはかるも失敗に終わるスロ。激しい体罰を受けるがホ大人と娘(ファンオク)に再会し命を助けてもらう。一方、噂を手ががりに勒島(マクド)へスロを探しに来たアヒョ。結構簡単に再会、お互いの愛を確かめあう。逃亡中の祭司長夫人(正見妃)とイジナシはチャンソゴク村へたどり着き偶然鉱脈を発見!チャンソゴク村で鉄の製造をはじめる。この13話が象徴しているように物語がイマイチ盛り上がらない原因は何でも簡単に再会できたり、簡単に発見しちゃうところなんぢゃないのかな?登場人物に何の深みも感じられないし・・。
14話:女好きの神鬼干。ヨン班首ならわかるけどスロの母ちゃん(鍛冶長夫人)にまで!! びっくりです(爆)母を連れ戻しに狗耶国へ帰ったスロ。ホ大人が神鬼干の手下昔脱解(ソクタレ)に捕まり砂浜に埋められ溺死(顔から下を砂浜に埋め潮が満ちると同時に溺死)惨い・・。
15話:影で鉄てい(貨幣に使用される鉄)を買占め部族長たちを買収しようと目論む昔脱解(ソクタレ)。そしてその怪しい行動に気づいた神鬼干は、密会をしようと集まっていた部族長たちを小屋ごと焼き払ってしまう(汗)神鬼干ってキャラはイマイチなのにやっていることはかなり残虐。ギャップがありすぎてピンとこない。斯盧国(新羅)近くのチャンソゴク村に潜伏していた祭司長夫人(正見妃)とイジナシは神鬼干から逃げてきたイルソ鍛冶長と共に鉄の精製に成功。狗耶国奪還のため動き出す。一方、勒島(マクド)で造船に成功したスロ。“万金を積まれても代えられない人材”と讃えられリーダーとしての資質を認められる。
16話:狗耶国製鉄所再建のためにスロとスロの母親(鍛冶長夫人)を取り込もうとする神鬼干。そうこうしているうちに祭司長夫人(正見妃)とイジナシ率いる天君団に狗耶国と製鉄所を奪還されてしまう。だいたい神鬼干の書いたニセ手紙を自分の母親(鍛冶長夫人)からの手紙だと思っちゃうスロって・・・。親の字くらいわかってよ~(苦笑)
17話:スロの出生の秘密を知ってしまった昔脱解(ソクタレ)。そうとは知らない産みの母、祭司長夫人(正見妃)は昔脱解(ソクタレ)へスロ暗殺を指示する。神鬼干と共に神鬼村へ逃げたヨムサチは泣く泣く金海館を手放す。その後の金海館は黄玉(ファンオク)が仕切ることに。
一方スロは、昔脱解(ソクタレ)の罠にハマリ絶体絶命の大ピンチ!!



18話~32話はコチラ
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コメント 4

Grace

JCさん、早々のUPコマウオ~!

これ、かなりお勧めできる歴史アクションドラマです。韓国の苗字でもっとも多い金氏のルーツの一つ金海金氏は伽耶(カヤ)が発祥の地とされてます。金首露の墓陵は釜山の郊外に今も残っているそうです。

驚いちゃうのは金首露は紀元1年位に出てきた人で、その当時から韓国では鉄の文化があって、遠くはインドまで交易もあったとか。

チソンSSIとコ ジュウォンSSIも取ってもステキですが、共演の女優さん達もかなりがんばってて、ストーリーもよく出来ててお勧めですよ。
by Grace (2010-09-23 14:46) 

JC

Graceさん、いよいよ「キム・スロ」スタートです。
32話の感想、頑張って書いていきたいと思います。
第1話見ました。でもッど~感想を書いていいのかわからない・・・汗。
時代劇特有の時代背景の説明ばかりで難しいんです。
講義でも聞いている感じ。
どの時代劇もそうなんですが
1話・2話は、意外と10話ぐらい見たあとにもう一度見るとより理解できる。
頭悪すぎですよね~ トホホ・・。
by JC (2010-09-23 20:33) 

手負い虎

あらま!ここになんで私のニックネームが…
実は、テレビの続きを見たくて検索したら、引っ掛かった場所でした。
いやあ、なかなか面白いドラマです。ただし、善人と悪人と、あまりにも際立ってそれらしい顔しているので、ちょっと、滑稽かも。善人面しているのが、悪人なんだけどね^^、現実は。
by 手負い虎 (2010-12-04 19:00) 

JC

手負い虎さん、コメントありがとうございます。
金首露見ていらっしゃるんですね~

>善人面しているのが、悪人なんだけどね

この作品でも、善人面しているしている昔脱解(ソクタレ)が一番ズルかったりして(笑)ホントおっしゃる通りだと思いました。
敵役の神鬼干がもう少し迫力あると面白いと思うんですけどねぇ~
by JC (2010-12-06 10:31) 

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