『善徳女王(ソンドクヨワン)』 その2  感想(16話~30話) [韓流]

ドラマ『善徳女王』の中で新羅時代の武士の集団が毎回活躍しています。
善徳女王や美室(ミシル)など女性たちの活躍が中心のドラマですが
勇敢なエリート武士集団“花郎(ファラン)”の活躍もこのドラマの人気を支えています。

そこで ドラマ『善徳女王』の中の“花郎(ファラン)”について少し書いて見たいと思います。

韓国人なら誰でも知っているという実在したエリート武士集団“花郎(ファラン)”
現代の韓国でも「国と民俗を愛する者」
「愛国心」 の象徴とされていてその精神は現在の韓国にも残っているそうです。
特に韓国の陸軍士官学校は今でも“花郎(ファラン)の集まり”と形容されるほど。
最強の兵士育成のため勇敢さと忠誠心を徹底的にたたき込まれるので
他の時代劇(テジョヨン など)に出てくる新羅軍はとても強かった。 
納得です。


そもそも、花郎(ファラン)とは国を守るための組織形態で
今で言うと特別な訓練を受け選抜された軍隊、特殊部隊のようなものでしょうか。
花郎(ファラン)基本精神に
●主に忠誠を誓う
●親孝行をする
●信義を持って友達と付き合う
●戦争に参加し後退しない
●殺生は慎重に行う

とあるように、こうした基本精神の下、統一戦争のために百済や高句麗と戦うべく優秀な人材を育成していったようです。


劇中(第1話)で美室(ミシル)の命令により花郎(ファラン)が一人づつ切腹していく姿も相当インパクトがありましたよね。花郎の掟は絶対。命令とあれば自害だってしちゃいます。ひぇ~
ちなみにあのとき花郎(ファラン)が死を覚悟して化粧をして意思を示したというのは
このドラマのオリジナルの解釈みたいですよ。




花郎(ファラン)組織図


指導者①風月主(プンウォルジュ)
       |
    ②副弟(プジェ)
       |
    ③郎頭(ナンドゥ)
       |
    ④郎徒(ナンド)
       


①風月主(プンウォルジュ):
    美室の情夫ソルォン、美室の夫ゼジョン(世宗)6代目、ミセン(美生)美室の弟10代目
ホジェ 現風月主
②副弟(プジェ):ポジョン
③郎頭(ナンドゥ):キム・ユシン、アルチョン なと各グループのリーダーたち
④郎徒(ナンド):トンマンやチュクパン、コド など





花より美しいエリート武士集団 ”花郎(ファラン)”


劇中に出てくる”花郎(ファラン)”のリーダたちを紹介したいと思います。

何チームかあって

●龍華香徒
●梨花征徒
●冬柏梅徒
●飛天之徒
●雲上人徒
●青龍翼徒
●日月星徒
●玄武信徒
●天市垣徒
●白狐飛徒
●護国仙徒




その中でも私が知っているのはこの6チームのみ(汗)

*わかり次第追記しています!!


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「日月星徒(イロルソンド)」 リーダー。
美室(ミシル)と情夫ソルォンの息子で花郎の中で最も優秀なチームを率いる。父ソルォンの”負けることに慣れよ” という忠告に今ひとつ納得できない。知ってか知らずか彼もまたトンマンに命を救われる。







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「飛天之徒(ピチョンジド)」 リーダー。
任務に忠実。百済との戦いでトンマンに命の借りを作る。これから、どうトンマンとかかわっていくのかが楽しみ。






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「青龍翼徒(チョンニョンイクト)」 のリーダー。
沈着冷静、命令に忠実。百済の戦いで共に戦う。









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「龍華香徒(ヨンファヒャンド)」 リーダー。
武術に長け、人望も厚い。 トンマンとチョンミョン王女の唯一信頼できる人物。







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「護国仙徒」のリーダー。
飛天之徒のリーダーアルチョンと仲がいい。









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「玄武信徒」のリーダー。









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「白虎飛徒」のリーダー
美室付の花郎
ミセン(美生)の息子

白虎?
白狐? どっちかな?
  









とにかく、いろんな組織名が出てくるのでおぼえるのが大変です(汗)
だんだん混乱してきたので自分のために整理してみました。




今回はすご~くマニアックな話題でごめんなさいねぇ~(笑)



『善徳女王(ソンドクヨワン)』 その1



その4


その5



by JC



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



16話~30話までの感想です。(ネタバレあり)




16話:”サダハムの梅”の意味をいとも簡単にトンマンへ教える美室(ミシル)。チョンミョン王女の手下だとバレバレだし(笑)。”天の意思などない。あるとすれば美室(ミシル)の意思なのだ” なんてッ全部私がやっていることなのよ~と言っているようなもじゃないかッ!! この女(ヒト)ハンパないです(苦笑)。チョンミン王女はソファに気づくだろうか・・・鈍いから無理?
17話:"まず憤る"  美室(ミシル)曰く、「人間は恐怖を克服するには二つの方法がある」そうです。"逃げる"か”憤る"か。このドラマの楽しいところは美室(ミシル)のセリフですね(笑)本当に面白いし、ついついわが身に置き換えて考えさせられます。キム・ユシンは憤りました!!! トンマンもそのタイプですね~美室に出会うまでは(笑)
17話はいつも鈍臭いチョンミン王女大活躍~いいぞッ。来週が待ち遠しいよ~
18話:キターーー!! チョンミン王女頑張りました(笑)パズルのようにバラバラになったピースをつなぎ合わせたらトンマンにたどり着いた~やっぱりキム・ユシンは知っていたんだねぇ~愛だねぇ~♡私のツボは飛天之徒(ピチョンジド)リーダーアルチョン。百済との戦で"ポッ"となって18話でとうとうアルチョン落ち。トンマンの正体を知ったらど~なるのでしょうかッ!? あ~このドラマ、面白すぎるッ。
19話:密偵?刺客が赤と黒。わかりやすいッ。(←19話を観た人にしかわからない)キム・ユシンの”手放したくなかった”発言きゃぁぁぁ~衝撃。とにかく20話、20話を早く観たいです!!
20話:知らぬは王様ばかりなり~(笑) チョンミン王女と自分が双子の姉妹だと知るトンマン。全員がショックを隠しきれない。特にキム・ユシンはトンマンが自分から離れて行きそうで怖い。またドサクサに紛れて抱きしめちゃってるし・・・アルチョン~今回もいい仕事してくました♡←アルチョンLOVE。皆がトンマンの素性を隠すから余計に話しが複雑になってしまうんだよ~美室(ミシル)に本気で対抗したいのならいい加減勇気を出そうよ~
21話:ほとんど全員がトンマンの素性を知ってしまう。王室関係者がトンマンの暗殺を企てる中、美室(ミシル)はトンマンに興味を示す。さすが美室(ミシル)昨日の敵は今日の友?使えそうな人材は例え敵でも自分の味方にしようとする。その政治力に拍手~王室関係者は”双子が生まれると男系の王族が滅びてしまう"という予言を信じ、一方新羅では慰天祭を行い神からの啓示を受ける役の美室(ミシル)は予言をまったく信じていない。それどころかそれを自分のために利用しようとするところが実に面白いなぁ~普通逆ぢゃね?”天の意思などない。あるとすれば美室(ミシル)の意思なのだ”16話に出てくるセリフです。美室(ミシル)はスゴイよ。そして眦雲(ピダム)登場!!
22話:眦雲(ピダム)の独特な雰囲気~この人、存在感あるわぁ~物事や言葉の意味を深く考えたこともないタイプなのでしょうか。人を殺しても淡々とした態度。しかも新羅の花郎も相手にならないほどのスゴ腕の持ち主。あの笑顔にゾクゾク・・・ひぇ~それにしても"歯"白すぎぢゃね?
23話:アルチョン♡ついに仲間に!!キム・ユシンがポジョン(日月星徒リーダー)を負かしたときはうれしかったなぁ~眦雲(ピダム)の剣にムンノの姿をダブらせたソルォン(美室の情夫でポジョンの父)はさすがとしか言いようがない。「紅と紫はダメでぇ~黄色は・・聞いてない by 眦雲(ピダム)」
24話:ついにアルチョンとトンマンは決意したよ~何してんだぁ~キム・ユシンッ!!美室付きの「白虎飛徒」の花郎はミセン(美生)の息子なの!? 知らなかった・・・。重大なミスを犯したところは父親似かも。いつもながらすさまじいストーリー展開に驚いてしまいました。やっぱり双子は新羅には存在してはいけない運命なのね。涙、涙の24話です。
25話:アルチョンの決意の死化粧!!きゃぁぁぁ色っぽい~(かなりのアルチョンびいきの私)。眦雲(ピダム)とトンマンが幼い頃に接点があったなんて・・・「あの者(トンマン)を助けたいのです」感情を持たない眦雲(ピダム)の心が動いた瞬間です。ちょっぴり感動~ ユシン:トンマン、お前の最終目的は何なんだッ!? トンマン:ワンです。 きゃ~言っちゃったよ~宣言しちゃった。   「天は動くものです by チョンミン」
26話:今回も名セリフの数々・・。「ユシン様は私に人の心を思い出させるからッ・・・だからユシン様、私を捨てて by トンマン」 新しい展開が・・伽耶の復興を目指す秘密結社、復耶会(ふくやかい)がウォルチョン大使を連れ去りました。どうやらこの組織、龍華香徒(ヨンファヒャンド)の長、キム・ユシン一族と伽耶人の基盤となる組織らしい。美室の策略で伽耶人が住む場所を追われたことにご立腹の様子。どうするキム・ユシン!!  「そう、水は高いところへ流れるハズもなく、木刀で岩をわれるハズもない、双子を認めずして(トンマンが)王女と認められハズもなく、私が一族に背いたとしてもお前(トンマン)を助ける手立てはない・・・」 岩~木刀で割れちゃったよ~ユシン様~ドウシマスカ~
27話:猫の尿・人間の骨・鳥 怪奇現象のオンパレード~♪復耶会(ふくやかい)がトンマンたちを手助けしてくれることに。それにしてもトンマンが子供の頃にお世話になったおじさん(雪地・ソルチ)が・・・縁って不思議なものですねぇ~一番難しそうな人がトンマンの人となりを理解してくれてこれから力になってくれそうで心強いです。王妃様も徹底的にトンマンをサポート。少しづつだけど味方が増えてきた。そして28話はいよいよ美室と眦雲(ピダム)がご対面~ドキドキです。
28話:やはり美室はだませない(汗)。美室のズバ抜けた能力は人を見抜く力、あの眦雲(ピダム)ですら墓穴を掘ってしまうほど・・・そして、キム・ユシンは問題外(笑)。そのことを誰よりも知っているのがトンマンと美室の情夫ソルォンってところが面白い!美室の「お前はいつ死ぬのだ?」という問いに、「王様が亡くなる3日前に私は死にます」と答えた眦雲(ピダム)。ひぇ~頭脳戦だぁ~エンディングの演出もかっこいいし、30話が楽しみです!
29話:今回は美室とトンマンのアップ対決~鏡を見ながら「私、キレイですか?」と尋ねる美室の表情ったら(汗)夢に出てきそう・・・怖すぎですからッ。花郎の内情を知るトンマンが上に立つと日月星徒のポジョンなどはやりにくいだろうなぁ~早速、飛天之徒のアルチョンとその部隊をトンマン付の花郎にしちゃったし。で?眦雲(ピダム)は?彼の役割やポジションがとても気になる。「王になられる人は簡単にあやまったりしちゃダメですよ~by眦雲(ピダム)」
30話:見どころ満載の30話。「長生きしてください」トンマンの若さ、発想に嫉妬する美室。ムンノとチルスク、トンマンとソファの再会~。トンマンこそが自分の君主だと決め忠誠を誓う眦雲(ピダム)「トンマンのために働きたい、あの人の行く道を共に行き一緒に夢を見られるそう思ったから」劇的なエンディングです!!

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