魔王

魔王　全26話



ー　-それは差出人不明の、一枚のタロットから始まった　―

神が与えたのは”愛”と引き換えの”復讐”
善と悪・・・２人の宿命的な対決。
オム・テウンＶＳチュ・ジフン
「復活」スタッフが再集結した、日本でのリメイクも記憶に新しい、超話題のサイコミステリー。
少年時代に起きた悲劇的な殺人事件をきっかけに、宿命的な対決をする２人の男。
そして、２人をつなぐ女。
３人を軸に展開される殺人事件と、はかない愛のストーリー。


2007年　KBS　全26話
出演者
オム・テウン　・・・・・・・　カン・オス役
チュ・ジフン　・・・・・・・　オ・スンハ役
シン・ミナ　　・・・・・・・　ソ・ヘイン役

写真・記事　http://www.bs11.jp/drama/243/　より



この物語には、ロダンの　地獄の門　がキーワードとして出てきます。
地獄の門から地獄の中を覗き込み苦悩している姿を表したもの。

ロダン　地獄の門

　　http://m.webry.info/at/salut/200607/article_32.htm


ロダンは、ダンテの「神曲」を元に 地獄の門　を製作したそうです。

（ダンテ「神曲」 / 河出書房新社　刊 / 平川祏弘　訳）
憂いの国に行かんとするものはわれを潜れ。
永劫の呵責に遭わんとするものはわれをくぐれ。
破滅の人に伍せんとするものはわれをくぐれ。

正義は高き主を動かし、
神威は、最上智は、
原初の愛は、われを作る。

わが前に作られし物なし。
ただ無窮あり、われは無窮に続くものなり。
われを過ぎんとするものは一切の望を捨てよ。


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JCです。
2007年の作品ですが、名作なので紹介したいと思います。

「魔王」
以前紹介した「宮　クン」　で大ブレイク。約1年もの間沈黙し数あるオファーの中から　朱智勲（チュ・ジフン）が選んだ作品がコレ（魔王）です。
当初、キャスティングミスと言われた「宮　クン」でも後半化けた　朱智勲（チュ・ジフン）。
この「魔王」でも人間の善と悪の間の微妙な心理を好演し、後半実力派俳優　オム・テウンに匹敵するほどの存在感を出していました。　朱智勲（チュ・ジフン）自身も「僕の目は右が一重で左が二重。自分では嫌いだったけど"魔王”では対称でないこの顔が、半分笑顔で半分憎悪という表情に役にたった」とコメントしているように難しい役を繊細に演じています。　興味のある方お試しあれ～


「魔王」　★★★★★



2009年4月26日、麻薬を日本から密輸入し使用した疑いで書類送検された彼。
次世代のぺ・ヨンジュンと言われていただけに本当に残念です。

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